2014年9月20日土曜日

SNS依存の特効薬になるか?Stay Focusedを試してみた

SNSに滞在して遊んでしまう・・・ことを予防するために、Stay Focusedという拡張機能を導入してみました。タイトルからして「すみません、すみません」と言いたくなりますよね・・・。
ここまでやらないと仕事に集中できないなら、もうSNS依存症じゃないの?って思うのですが、
何でも新しいものを試したくなる性分なのでとりあえず試運転をしてみています。

これは、指定したサイトの滞在時間が設定時間数を超えると
ブラウンジングができなくなる(ブロックされる)という怖いツール。
諸々の設定が細かくできるのがいい感じです。

使い方はとても簡単。
特定のサイトをリストに登録し(ワンクリックでできます)、1日に閲覧できる時間数を設定します。
その後、罰則として、「すべてのWebサイトの閲覧ブロック」や「特定サイトだけブロック」などを選択します。今、集中したいっていう場合は、特定のサイトだけをしていした時間だけブロックできる機能もあります。

ちなみに、設定時間数を超えるとどうなるのかなと思ってワクワクしていたら、
1分前からカウントダウンが始まり、時間を超えるとこんな表示が出てきます。



はい、働きますよ・・という気持ちで今からまた始めますw

追記9/21:1日経って、デフォルトの10分だと、さすがに厳しい・・・と弱気になり、閲覧時間を延長しようとしたら・・・
えーと思いつつ、とりあえず[OK]をヒット・・・

Seriously? いやいやと[OK]を押す

うぐぐ

ようやくこれで設定できました・・・・


ちなみに設定をまた短く戻すと・・・

一発で変更できますw

2014年7月28日月曜日

村上春樹の小説「イエスタデイ 」がThe NewYorker誌に掲載

長いタイトルですみません。
2013年に文藝春秋に発表された短編『イエスタデイ』が翻訳され、
Yesterday”として米国のThe New Yorker誌に掲載されました。
翻訳は過去にたくさんの村上作品を訳されているPhilip Gabriel氏。

ちなみに『イエスタデイ 』は、短編集『女のいない男たち』に収録されています。


The New Yorkerに掲載されたYesterdayへのリンクはこちら


★この夏、The New Yorkerが無料で読み放題に!

これまでのThe New Yorkerのサイトは、購読者は全ての記事が無料に閲覧でき、一般公開は一部の記事のみ、という作りでした。この秋からは記事ごとの課金制となり、読みたい記事の分だけ支払えば読めるようになるそうです。むろん、購読者はそのまま全記事無料で閲覧できます。

このシステム変更を前にして、新しい読者を獲得するため、この夏は2007年以降の記事を無料で読める期間としたそうです。

ということで、この夏は先にご紹介した"Yesterday"も無料で読めますよ~

2014年5月28日水曜日

WildLightを導入してみました!

ずいぶん前にインストールしていたのに、先送りしていたWildLightをついに稼働させてみました!
その理由が情けないことに仕事で大ポカをやってしまい、今やらないでいつやるんだろう・・・という状況になったから。
この1,2週間、本当に脳死状態で、プライベートでも食洗機に食器を入れず回してしまったり、痴呆の始まりだったらどうしよう・・・と恐れるレベルのボケが続いております。

前置きはさておき、WildLightについて簡単にご紹介します。

WildLight

このWildLightとは、@terrysaito テリー斉藤さんが開発されたワードマクロを利用したツールで、主な目的はポカミス防止です。まさに私のためのツール・・・。

Wordのマクロ、ワイルドカード、正規表現・・・など恐ろしげな言葉をひとつも知らなくてもその日から使えるようにパッケージになっています。しかも無料です!

私は使用しはじめてまだ数日なのですが、どんなツールなのか、これまでわかったことを備忘録としてまとめておきます。

1)マクロのパート
WildLightは、マクロのパートと辞書機能とに分かれています。
マクロが得意なこととして、蛍光ペンを全部消す、コメントを書き出す、2ファイルを表形式にして並べるなどの機能を装備。(参照:簡易対訳表を作ってみる

マクロで2ファイル(原文と訳文)を1文書上に表形式で表示し、数字チェック辞書を走らせたところ。
(Terryさんのブログからお借りしました)

まだ1ファイルしか試してませんが、自動的に割付けてくれるセグメント機能はなかなか優秀で、多少のズレはありますが、直している間に発狂したくなるような感じではありません。


2)辞書機能
この辞書機能が得意なのは、ミスっているところを検出すること。
検出されたものを自分で確認し、間違っていたら手で直すことでポカミスを防止しよう、というコンセプトです。

辞書機能として、半角カタカナを全角に変換したり、数字の部分をチェックしやすいように蛍光ペンをつけてくれたりします。
WildLightのすごいところは、この基本的な辞書が20個ぐらいついてくるんです!
WLDIC_全角英数半角変換.txt
WLDIC_半角カタカナ全角変換.txt
WLDIC_半角英数全角変換.txt
WLDIC_数チェック(単色).txt
WLDIC_数チェック(色付).txt
WLDIC_文字数カウントして見積額計算.txt
WLDIC_日本語チェック.txt
WLDIC_日本語異字同訓チェック(色付).txt
WLDIC_用語をエクセルへ抜く.txt
WLDIC_用語をエクセルへ抜く(2).txt
WLDIC_用語をワードへ抜く.txt
WLDIC_簡易技術英文チェック.txt
WLDIC_英単語TYPOチェック.txt
WLDIC_英文スタイルチェック.txt
WLDIC_英文法チェック.txt
WLDIC_赤文字部の文字カウント.txt
WLDIC_JTF日本語標準スタイルガイドチェック.txt
既存の辞書に自分のヒヤリハット事例を追加していくこともできますし、Blogに公開されている基本的な約束事を読みながら、自分で独自の辞書を新規に作成することも可能です。
私はやってしまいがちな変換ミスを防ぐための辞書、下付上付き文字チェック用の辞書を自作してみました。

この辞書パッケージでとりあえずスタートしてみて、使いながら自作を増やしていく、というのがいいように思います。

3)いたれりつくせり
ここでWildLightの機能が優秀であることもさることながら、機動力のあるTerryさんのサポート体制がすごいです!

まずは初心者でもすぐに使えるスターターキットが用意されているので、冷やかしでもDLしてみようか・・・という気持ちになる!

今朝の出来事なのですが、「上付き下付文字をチェックしたい」とつぶやいてみたら、10分後?にはもうその機能を追加してくださいました!

新バージョンのDLはこちら
上付き下付、イタリック等をチェックする辞書の作り方はこちら。



ツールを使う時にいつも思うのですが、どのツールも完璧に自分のやりたいことを実現してくれることは残念ながらないのかもしれません。WildLightを導入したからといって、他には何もいらない!ということはないと思います。それはTradosのようなメモリ機能のついたツールもそうですし、Wordマクロや秀丸マクロなども同じかと。
ツールごとの得意分野を把握し、自分のどの弱点をカバーするために利用するのかを考えながら、ツールを過信せずに上手につきあっていきたいなぁと思います。

2014年5月14日水曜日

ビジネス英語セミナー&週刊誌感覚で読める英字新聞

Facebookで @terrysaitoさんがJapanTimesを使ったビジネス英語のセミナー紹介されていました。

開催概要はこちらに。

The Japan Times でマスター:Business English
無料セミナー(定員50名)
【日 時】
6月02日(月) 開場18:30 開演19:00 終了予定21:00
6月22日(日) 開場13:30 開演14:00 終了予定16:00
【内 容】
 ・ 英文が読みづらい・聞き取れないのはなぜ?
 ・ 英語脳をインストールする 3 Way System について
 ・ The Japan Timesの記事が読める・聞き取れる体験
 ・ The Japan Timesと 3 Way System e-learning※1 の相乗効果
 ・ 質疑応答
Facebookページもあります。
6月2日(月)
6月21日(日)



こちらのセミナーはJapan Timesを利用した勉強法ですが、毎日英字新聞を読むのはけっこうキツイ・・・(積み上がる)という方は、Japan Times Weeklyというのもあるそうです。

購読料金は3ヵ月:3,300円、6ヵ月:6,600円、12ヵ月:13,200円ということなので、1ヵ月1100円。1号あたりだいたい300円弱ってところですね。


実は私もWeeklyの英字新聞を購読していて、なかなか重宝しています。

The New York Times WEEKLY REVIEW

全部読み切れないんですけど、1号あたり210円というのがお手軽でいい感じ。
あまりない興味がない分野でも、新聞に書いてあれば読むようにしようと心がけているんですが、
これで多少語彙や表現が増えることを狙っています。

ネットで情報収集するのもいいですが、エディターの目で集めたニュースを手軽に楽しむとい点でも週間新聞はなかなかいい具合です。

2014年4月29日火曜日

朗報!ライフサイエンス辞書、ダウンロード版の販売再開!

Facebookで仕入れた情報ですが、
ライフサイエンス辞書のデータ販売が再開されました!
詳細はこちらのページにあります。
収録語数が「医学用語を網羅的にカバーした10万語」。価格は1728円!お買い得!

パソコン用の辞書としては、
MS-IMEにのっける変換辞書

EPWING ライフサイエンス辞書

私はさっそくEPWING版をダウンロードしました!最後の更新が2006年ごろ?だったと思うので、長い間待ったかいがありました。お値打ちの1728円!

最近、iPad Miniに論文を入れて持ち歩きながら読むことが増えたので、これも購入検討中です。
(が、携帯をandroidに変えようか迷ってるので購入はもう少し先になりそう)

apple用の辞書(iOSとMacOSX 10.8~)

お支払いはクレジットカードかPaypalが使え、Vector社のサイトで支払いとダウンロードができます。(上記リンクより)

いや、もう待てない!EPWING版はよっ という方はココが直リンクです。([カートに入れる]をクリック!)



今回の再販は、Facebook上の勉強会グループ、翻訳勉強会十人十色の管理者さんが販売再開の要望を出していたというのも大きな影響を与えたのではないかと思います。

あぁ~ データをまた売って欲しいなーと思うだけでなく、一歩行動を起こすことの大切さを知りました。

さぁ、先輩方の行動力に感謝しつつ、さっそく使って仕事しますよ~ うふふー




2014年4月15日火曜日

子どもの本の翻訳に興味ある方はぜひ!「世界と日本の子どもの本から3」

TwitterのTLでお見かけした情報ですが、日本ペンクラブが子どもの本の翻訳に関するパネルディスカッションを主催するそうです。

世界と日本の子どもの本から3~子どもの本の翻訳を考える〜

日本で出版される子どもの本のうち、実に 30 パーセントを翻訳作品が占める現状をふまえ、子どもの本の翻訳にまつわる様々な問題や、海外の子どもの本を翻訳出版することの意味、さらにはこれからの展望についてなど、第一線で活躍されている翻訳者をパネリストに迎え、シンポジウム形式で検討を加えます。

日時: 2014年5月17日(土) 午後2時00分~午後5時00分(予定)  
会場: 青山学院女子短期大学、教室L301
参加費: 500円
定員: 150名 ※事前申込みが必要


詳細は上記のリンクか、こちらのPDFチラシで。

私は絵本が大好きで、たくさん買い集めているのですが、確かに我が家の蔵書の3割以上は海外作品かなと思います。特に瀬田貞二さんの翻訳モノが大好きで、絵本の「おやすみなさいおつきさま」を日本語で読んでから、原著を読んですごく感動したんです。

子どもの本の翻訳を考えるシンポジウムに興味あり!なのですが、
残念ながら都合がつかずにこちらに参加できません。どなたか行かれたらぜひ感想を教えてください~ということで、情報をシェアさせていただきました。


2014年4月14日月曜日

STAP細胞と科学について語ること

STAP細胞について、これまで特に書いてこなかったのですが、とてもわかりやすく、問題の本質を示すまとめを拝読したのでご紹介したく。

有機化学美術館・分館
STAP細胞の「不正」とは何だったのか


こちらの記事は、「有機化学美術館」というサイト運営者の佐藤健太郎氏のブログです。
佐藤氏はサイエンスに関するフリーライターとしてご活躍で、

という著作でも有名ですね。

さて、本題に戻ります。
STAP細胞の不正問題について、科学者といわゆる大衆との間のギャップがかなりあるなぁと思っていました。このギャップについて、佐藤氏は、科学者であれば確実に証拠がなければ「断言できない」こと、そして反対に小保方氏は「STAP細胞はある!」と証拠なしに断言していることを対比させて解説している点が面白かったです。まぁ小保方氏はプロじゃないだろってことですよね。



今回の発表で、割烹着がうんたらかんたら・・・しか報じることができなかったメディア。
実際にサイエンスのジャーナリズムは勉強も必要ですし、難しいことだとは思いますが、
佐藤氏のような優れたライターさんがもっといたらなぁと思わずにはいれません。

優れた研究者が優れた話してである必要はないと思うのですが、佐藤氏のように難しい内容を広い対象に向けて解説できる才能ある方がもっと増えてくれば、科学がもっと身近になってくるだろうなと思います(そして私の調べ物も格段にラクになる・・・と期待しています)

どうぞご興味をもたれた方は佐藤氏のブログにお立ち寄りください。
最近の私のツボは
化学家紋 と汗の臭いを防ぐ法 でしたが、
こういうネタ系ばかりでなく、きんちんと科学したエントリも難しいですが面白いです。