2014年3月14日金曜日

吹き替え翻訳の奥の深さを知った...映画『アナと雪の女王』主題歌の裏話

本日公開のディズニー映画『アナと雪の女王』。
すでに公開されているアメリカでも評価も高く、アカデミーも受賞しましたね。

私が初めてこの映画の主題歌、Frozenを耳にしたのは映画館の予告編でした。
いきなりフルでこの主題歌のPVが流れて鳥肌がたつほど感動し、家に帰ってさっそくYoutubeで動画を探し、そこから毎日のように見ています。イディナの歌声も歌詞にもぐっときますね~

日本の公開が近づくに連れて日本語版も多く耳にするようになってきました。

”Let it go”のように日本語にしにくい歌詞をどうやって訳してるのか気になってよく聞いてみると、
すばらしい巧みの技があちらこちらに。
直訳じゃない、でも全体からするとこの訳がぴったりだなっていう工夫がたくさんあって、すばらしい・・・どなたが翻訳されたんだろう・・・なんて思っておりました。

ありました!どのようにしてあの日本語版ができたのか、なんと翻訳者が具体的に答えていらっしゃいます!

『アナと雪の女王』翻訳家が明かす訳詞の苦労

劇中歌の訳を全てご担当されたのが高橋知伽江さん。
サビの”Let it go”を「ありのままに」と訳すにあたって、「口の形がアップになるので、三つ目と六つ目の音の母音は『お』に限定されます。この制約の中で原語が伝えたいメッセージをどう伝えるか」悩んだとか。

文字数まではなんとなく私でも考えつくと思うんですが、母音の位置まで配慮して決めたのかと思うと、本当にすばらしいお仕事だなって思います。

字幕と吹替え、なんとなく似てるのかなと思っていたのですが、いやはや、吹き替えには吹き替えの難しさ、楽しさがあるんですね。すごく勉強になりました。

劇場で見るのが楽しみです!

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